【SINGULARITY ~The Second Chapter~】
ヒューマノイド化計画、それは人工知能を人間 の体内に埋め込み、感情を制御する事で、愚かな人間同士による争いを失くす為の、人類補完計画…
あれから2年後、人工知能は全人類の体内に埋め込まれ、新人類として争いのない新たな歴史を歩むはずだったが、予想を裏切る結末が、人類を待ち受けていた…
【Concept】
・メインテーマ
メインテーマは「幸福とは何か」
人は言う、幸福になりたいと。では、幸福とは何か?人によっては結婚する事かもしれないし、仕事で成功して経済的に裕福になる事だと言うかも知れない。そう、世間一般で望まれている「幸福」とは、「痛みの伴わない条件付きの幸福」なのである。
だが、それは本当に幸福と呼べるのだろうか?「事柄」は結局要素の一つでしかない。そうであるならば本質は何処にあるのか?
思想的、哲学的ではあるが、前作「HUMANITY」以上に今作ではそこに重点を置いて構成している。
作品を通じて今まで「当たり前」と疑わなかったものを見つめ直すきっかけになれば幸いである。
・裏テーマ NEW!
裏のテーマは「マジックの本質」
マジックとは何か?マジシャンとは何か?シンプルな言葉ほど、本質を説明する事は難しい。昔、あるマジシャンは言った。「マジシャンとは、魔法使いを演じる俳優」だと。私の好きな言葉の一つだが、今の時代には少しそぐわない様だ。
もしもその定義が現在でも適用されるなら、「ハリーポッター」も俳優はマジシャンと見られる事になる。でも今現在、ファンタジー映画を見てマジシャンと思う人間は基本的にそういないだろう。
観客が安心して見られるマジック→一度は見たことがある内容や形式
観客が安心して見られないマジック→一度も見たことの無い前衛的なもの
私はマジックは「芸術」と捉えているので当然後者なわけだが、問題はマジックとしての認識である。そう、つまり観客が見終わった時にマジックである認識をしなければそれは本質を見失う事になる。
現象を抑え、世界観を引き立たせる目的の為だけの現象…
今まで常識とされているマジシャンのスタイルを極限まで削ぎ落とした作品に仕上がったと思う。今作を見ながら、改めて本質を追求するのも面白いかもしれない。
【Inside Story】
・ウラ話Part1
COMING SOON
【Key Visual】
・Performer / Scenario / Graphics
マジシャンSIN : SIN
・Voice Actor
ナレーター、人工知能、祖父 : 飯島良太
・Script Adviser
芝尾正彦